WordPressをマルチサイト化したことにより、権限グループが追加され、合計6種類の権限グループを使い分けることが可能になった。それぞれの権限グループによりダッシュボードの挙動の違いを観察する。
WordPressの権限グループ
WordPressの権限グループ(roles)とは、ユーザーが実行できる機能の権限の範囲を定義している。通常権限グループは管理者、編集者、投稿者、寄稿者、購読者の5種類だが、マルチサイト化すると特権管理者が追加される。
| 権限グループ | スラッグ |
|---|---|
| 特権管理者 | super admin |
| 管理者 | administrator |
| 編集者 | editor |
| 投稿者 | author |
| 寄稿者 | contributor |
| 購読者 | subscriber |
権限グループと権限は別のもの
権限グループに許可されるタスクのことを権限といい、記事の投稿、コメントの承認、ユーザー編集などがそれに当たる。
マルチサイト化WordPressのユーザー権限グループの比較





※特権管理者と管理者は同じ表示になる。
ユーザーのデフォルトサイト設定
子サイトにログイン中に各ユーザーは、自分が参加しているサイトの中から、基本のサイトを設定することができる。基本のサイトとは、ログイン時に表示されるダッシュボードの設定に当たる。
- 子サイトのダッシュボードを表示する
参加サイトを表示する基本のサイトのプルダウンに参加しているサイトが表示されるので、デフォルト設定したいサイトを1つ選択する変更を保存をクリックする- ログインすると、
基本のサイトのダッシュボードが表示されるようになる

